マニュライフ・インベストメント・マネジメント

マニュライフ・インベストメント・マネジメント

マニュライフ・インベストメント・マネジメント(Manulife Investment Management)は、カナダを拠点とするグローバル金融大手「マニュライフ・ファイナンシャル(Manulife Financial Corporation)」の資産運用部門であり、資産運用・資産管理・リタイアメント(年金)などに特化したグローバル・ウェルス&アセットマネジメント企業です。

歴史とブランド統合

マニュライフは1887年に設立され、130年以上の歴史があります。2019年に、これまで地域や用途ごとに分かれていた「資産運用」「機関投資」「リテール(個人向け)」の運用・資産管理機能を、グローバルブランド「Manulife Investment Management」として統合しました。これにより、世界共通のブランドと体制で顧客ニーズに応えることを目指しています。

米国では「John Hancock Investment Management(ジョン・ハンコック)」というブランド名で展開されています。


グローバルなプレゼンス

本社はトロント(カナダ)、同時にボストン(米国)にも拠点があります。世界中に約20の拠点を構え、2025年3月時点でグローバルにおいて運用中の資産残高(AUM)は約4,946億米ドル、管理資産残高(AUA)は約9億米ドルと報告されています。

運用プロフェッショナルは世界で700名以上おり、アジアには特に200人以上が現地に拠点を置き、深い地域知見に基づいた運用を行っています。


提供サービスと運用スタイル

運用資産の多様性

伝統的な株式・債券に加え、プライベート・アセット(非公開資産)—プライベート・エクイティ、プライベート・クレジット、不動産、インフラ、農林資産(森・農地など)への投資も行い、多様なアセットクラスに対応しています。

マルチアセット戦略

複数の資産クラスを組み合わせる「マルチアセット運用」も得意とし、25年以上の実績を有しています。

リテール/機関投資家向けソリューション

ミューチュアルファンド、ETF、セグリゲートファンド、SEP/年金プラン向けのアニュイティやストラテジー、個別口座(Separate‑managed accounts)など、多彩な商品ラインナップを提供しています 。

サステナビリティ(ESG)重視

投資判断においてESG(環境・社会・ガバナンス)要素を重視し、ステュワードシップ(責任ある資産管理)、業界との協働、透明性の高い情報開示などを通じ、長期的な価値創出を目指しています。


日本における展開

日本法人「マニュライフ・インベストメント・マネジメント株式会社」は2004年に設立されており、日本市場においてグローバルな運用力を活かしたサービスを提供しています。

同社は、森林農地投資など自然資産を活用した「ナチュラル・クライメート・ソリューション」や、CQS(クレジット分野の運用会社)の買収による「オルタナティブ・クレジット・ソリューション」など、特色ある商品・戦略も展開しています。

日本法人の運用体制としては、グローバルで約4,960億米ドルの資産を運用し、世界20拠点のネットワークと701名の運用専門家による運用を行っています。


特色と強みのまとめ

  • 長い歴史とブランド統合:130年を超える信頼と、2019年に資産運用部門を統合したグローバルブランド構築。
  • 多領域・高品質な運用力:伝統的運用(株式・債券)から、プライベート・アセットまで対応。
  • グローバルネットワーク:世界20拠点、700名以上の専門家による投資サービス。
  • サステナビリティ重視:ESGを投資に統合し、長期的価値創造を追求。
  • 日本市場への本格展開:日本法人によるローカル対応とグローバル運用ノウハウの融合。

全体として、マニュライフ・インベストメント・マネジメントは、伝統的金融ノウハウと現代の資産運用ニーズ、特にESG・代替資産への対応力を兼ね備えた、堅実かつ先進的なアセットマネジメント企業です。